『寒念仏(かんねんぶつ)』とは?


寒念仏童子(1999)
 
「寒念仏(かんねんぶつ)」とは、僧侶が小寒から立春の前日までの寒中の30日間、家々の門前で念仏を唱えて行う寒修行のことをいいます 。
近江の大津絵の題材として知られる『鬼の寒念仏』は、酒色や遊興が身を滅ぼすことを、落ちぶれた鬼が門付けをしている姿でユーモラスに表現しています。