〈仏像展のご案内〉

「鹿児島県歴史資料センター黎明館『かごしまの仏たち』展」

 明治初めに吹き荒れた過激な廃仏毀釈の影響で、鹿児島は重要文化財以上の仏像が一点もない県として知られてきました。しかし、近年の文化財調査の結果、民間や山中で密かに守られてきた古い仏像が発見されるようになりました。こうした新発見の仏像を含むとても魅力的な仏像のかずかずを一堂に集めた「かごしまの仏たち」展が開催されます。

なお、同展の図録に籔内佐斗司が「東京藝術大学と文化財保護」と題して寄稿しています。また10月7日(土)には、記念講演会「絵解き ほとけの世界とその造形」と題した講演を行います。

お近くの方は、ぜひお越し下さい。