「西日本大水害に思うこと」の続編

7月13日付けで「西日本大水害に思うこと」と題して、北海道の森林における針葉樹の皆植林・皆伐採の危険性と、代替電力用に急造されている風力発電や太陽光パネルへの危惧を書きました。残念なことに、この夏に日本を次々に襲った強い台風と、9月6日未明に北海道で発生した震度6の地震によって、その危惧がすべて的中してしまいました。
北海道厚真町の山林で起きた広域の土砂崩れの画像(読売新聞写真部)は、わが国の山林がいかに深刻な病弊に陥っているかを如実に物語っています。私はこの写真を見て、背筋が寒くなりました。これが、もう少し人口が多い地域で起こったらどうなっていたことか。。。
 また、風力発電の巨大風車や太陽光発電パネルが、風や雨にいかに脆いものであるかが、次々に証明されています。また世界各地で、風力発電の風車が火災事故を起こしたり、絶滅が危惧される大型の鳥たちに甚大な被害を与えていることも報告されています。代替電力への転換が、安易な補助金目当てで休耕地や山林を蝕んでいることへの猛省が、官民ともに求められていると思います。
 今、確実に進行しつつあることを、まず国民ひとりひとりが正確に知ることが、なによりも大切だと思います。




 



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