「わすれな地蔵」とは
長野県佐久市にある岩村田は、中山道の宿場町として栄えましたが、近年はシャッター通りになっていました。そこで岩村田商店街連合会では、町おこしの一環として古い商店跡に「岩村田商店街こてさんね」という複合施設を設立しました。
そして、佐久市役所の職員有志が、東日本大震災のボランティア支援に宮城県大船渡と岩手県陸前高田に出かけていたご縁が実を結び、流された松で籔内佐斗司が制作したお地蔵様が「わすれな地蔵尊」として「こてさんね」の一角の地蔵堂に安置され、開眼法要が行われました。
名前の由来は、震災の記憶が風化しないようにと、また新たな震災への備えを忘れないようにとの願いを込めて名付けられました。
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